トータルブレインのマンション最前線 アッパー一次取得向け市場 大手と中堅以下の 売れ行き状況に差
住宅新報 2012年11月13日 号 7面

11年以降の首都圏坪単価200万円台前半の売れ行き
首都圏エリアのアッパー一次取得向けマンションの売れ行きは悪くない、がしかし――。坪単価160万円未満商品の大幅な供給ボリューム減などに伴い、供給シェアの増加が指摘される4000万~5000万円台(坪単価200万円台前半)のアッパー一次取得向けマンション。現在の首都圏市場の主戦場となっている同マンションの市場動向について、トータルブレインがレポートをまとめた。
15.9%から25.3%へ。首都圏マンション供給全体に占める坪単価200万円台前半のシェア比率について、00~05年の平均と06~12年(8月まで)の平均の比較だ(トータルブレイン調べ)。00年代前半の大量供給時代から、供給戸数は2割程度減っているものの、坪単価160万円未満商品の8割減と比較すると、大きなボリュームダウンになっていない。このため、全体に占めるシェアが上昇している。
供給エリアには大きな変化が見られる。00年代前半は都心部寄りに集中していたのに対して、06年以降、城東エリアや川崎・横浜エリアなどでの供給が増加。レポートではその背景について、「需要・供給双方の好立地志向によりニーズが都心や城南、城西エリアに集中したことなどで同エリアの単価水準が急騰したため、坪単価200万円台前半の物件は、城東や横浜・川崎あたりでなければ供給できなくなっている」と推察している。





















