日本の中古流通 未来像 インスペクション編(2) 「専任受託時に提案」広がる 市場への浸透待つ時期
住宅新報 2012年12月25日 号 4面
連載: 日本の中古流通 未来像

『中古住宅みらいえ』のインスペクションの光景
外壁に刻まれた、1本のひび。ベランダで検査員が幅を測り、触ったりのぞき込んだりして状態を確かめる。内部に深く入り込んでいる心配はないようだ。
今秋のとある平日、神奈川県内にあるマンションの1住戸での光景である。既存住宅保証センター(東京都新宿区)が売主向けに提供する、瑕疵(かし)保険を核にしたサービス『中古住宅みらいえ』に付随するインスペクション(建物診断、検査)だ。これで適合と判断されると、引き渡し後5年間、主要構造部など対象の5個所で不具合が生じた場合に、補修費が1000万円まで保証される。売主が一般的に3カ月間負うとされる、瑕疵担保責任がカバーされることになる。
今回、売主にサービスを取り次いだのはリビングライフ(東京都世田谷区)。今年2月にセンターへ登録し、これまで12件を手掛けた。5万円分の商品券などとの選択制で、専属専任媒介契約を結ぶ場合の特典として紹介している。




















