主要住宅各社の08年度決算 7社が売上減少 ストック事業へ人員シフトも
住宅新報 2009年5月26日 号 3面
主要住宅各社の08年度決算が出そろった。住宅購入マインドの冷え込みが続き、10社のうち7社が減収となるなど全体的に厳しい状況となった。特に、下期以降の急激な市場環境悪化が大きく影響。増収を計画していた前期末(08年3月、積水ハウスは1月)時点の見通しとは、大きく異なる結果となった。09年度決算も、引き続き厳しい事業環境が続くと見て、各社とも減収を予想している。
大和ハウス工業は、売上、利益共に前年を下回った。主力の住宅事業は景気低迷や、マンション市況悪化で減収減益となった。商業建築事業は増収増益を確保した。積水ハウスも減収減益。工業化住宅請負事業の売上は3.1%減少。不動産販売事業では、上期に東京ミッドタウンの持ち分売却が完了し、下期に売却を予定していた「台場ガーデンシティ」が解約となったことも影響し、売上は約20%減少した。
トップ2社以外もほとんどが減収の厳しい結果となった。その中で、積水化学工業住宅カンパニーは、上期の受注が好調だったことや経営効率化の効果で、増収増益を確保した。旭化成ホームズも、建築請負事業で期前半に受注が回復したことや、大型分譲マンションの引き渡しがあったことなどで売上、営業利益共に前年を上回った。










