よく分かる不動産証券化とビジネス活用<第57回> 不動産証券化の現状と将来展望(28) 有識者に聞く 野村不動産投信代表取締役社長 井上辰夫氏(2)
住宅新報 2009年5月26日 号 7面
(田辺)
オフィスビルと賃貸住宅とで市場の動きには違いがあるにしても、両市場とも売買市場が普通に機能している状態ではなさそうですね。(井上社長)
現在のように、資金さえあれば、都心のオフィスビルを6%、賃貸住宅を8%の利回りでも購入できるケースがあるというマーケットは、正常であるとはいえないように思います。逆に言えば、今の段階で物件を買える人は強いとも言えるでしょう。少し前までは、上場後間もない企業や外資の一部が資本市場から調達した資金で数百億円規模の不動産を購入していましたが、今は鳴りをひそめるようになっています。










