藤澤雅義の賃貸管理 現場中継(5) ビジネスモデル変化への対応 仲介業の意義を問う 米国には「存在しない」
住宅新報 2013年8月13日 号 6面
連載: 藤澤雅義の賃貸管理 現場中継
部屋探しは、昔は不動屋に行かなければにっちもさっちもいかなかった。そのうち紙のメディアである賃貸物件の情報誌が出現し、活況を呈した。「情報誌を握りしめたお客さんが店頭にたくさん並び、整理券を配ったものだよ」と、この業界に入った頃上司が言っていたものだ。そしてインターネット元年と言われる95年から、早18年。現在、部屋を探す時にネットで検索しない人はほぼいないだろう。
卸業者は「中抜き」対象
ネットが一般に普及し、更に我々の主なターゲット層である若者は、スマートフォンを持つのが当たり前になった。この時点で、業界のビジネスモデルが変化しないと思わない方がおかしいのではないか。交通や小売、飲食など他の業界ではネットがうまく活用され、その結果ビジネスモデルが大きく変化した。情報が直接消費者に到達することになり、今まで情報を持っているというだけで優位性を保っていた職種(仕事)はなくなったのだ。旅行代理店や卸業者は、いわゆる『中抜き』の対象である。





















