京都の「伝建地区」で初のRC造 都市ガバナンス研、厳しい規制に「風穴」 都市ガバナンス研究所
住宅新報 2013年8月27日 号 11面

物件の完成予想パース
「政治」の基本は「まち」にあるとの考えを基に、数多くの都市再生案件事業化やプロジェクトファイナンスなどをリードしてきた政治学者の竹井隆人氏が代表を務めるシンクタンク、都市ガバナンス研究所(京都市左京区白川)は、「豊臣秀吉とねねの寺」で有名な東山・高台寺(鷲峰山)参道で、京都市の「産寧坂伝統的建造物群保存地区」に指定されている料亭跡地再生に、同地区では初となる鉄筋コンクリート造(RC造)建設プロジェクトを導入する。木造建てしかできないとされてきた伝建地区(伝統的建造物群保存地区)でのRC造は異例。多様な構造・手法の再生事業が可能であることを示すことで、景観保全や観光・商業以外でも地域活動・活性化策の芽があることを改めて提示した。
「コーポラティブ」で開発
事業名は「祇園・高台寺コーポラティブ事業」。数年前に焼失した元料亭跡地で、登記上では高台寺の参道にあたる土地約230m2(約70坪)が対象地。八坂神社、祇園から清水寺に至る京都・東山の産寧坂・二年坂観光周遊ルートにあり、近くにはランドマークとなっている五重塔「八坂の塔」や緑を湛える東山の借景も身近な最も「京都らしい」界隈の一角の土地だ。




















