『素材』の力 --住まいを極める (上)
住宅新報 2009年5月19日 号 1面
これからのユーザーが住まいに求めるものは何か。設備や間取りだけでなく、心地良さや快適さを作り出す「素材」そのものにも関心が向かい始めた。住宅の材料として昔から普通に使われてきた土や木など自然素材の力を見直し、新たな付加価値とする動きが今、注目されている。『情質』さを追求
ポラスグループのポラス暮し科学研究所(埼玉県越谷市)は心地良い住まいを追求しようと、自然素材を使った空間づくりを研究している。コンセプトは『情質』な住まいだ。情質は情緒と質量感を表す造語。それを実現するために、技術の伝承にも取り組む。
同研究所デザイングループ顧問の伊藤博明氏は「これまでの住宅づくりでは、生産効率が優先されてきたが、手間を惜しむのではなく、手間を楽しむことで得られるものもある」と話す。











