新刊紹介 『不動産取引における 心理的瑕疵の裁判例と評価』 宮崎裕二弁護士ほか著
住宅新報 2014年4月15日 号 6面

『不動産取引における 心理的瑕疵の裁判例と評価』
副題は「自殺・孤独死等によって、不動産の価値はどれだけ下がるか?」。本書の執筆陣は、心理的な瑕疵に関する様々な裁判例や競売事例の報告・解説を担当した宮崎弁護士のほか、不動産鑑定士の仲嶋保、難波里美、高島博の3氏がそれぞれ「心理的瑕疵物件の賃貸・売買市場の実態」「心理的瑕疵による減価率の査定手法」「心理的瑕疵のある賃貸用不動産の取り扱い」を担当した。これまで自殺等による心理的瑕疵に焦点を絞った文献はほとんどなく、また、不動産市場でもその取り扱いはベールに包まれた部分が多い。しかし、年間3万人前後の自殺者があり、孤独死・孤立死が問題とされる現代社会にあって、不動産取引の当事者として、また相続人、保証人などとして、この問題に遭遇する確率は高まりつつある。不動産取引の円滑化と紛争の未然防止に役立つ内容を目指した。A5判、本文192ページ、本体価格2000円。プログレス刊。




















