駆け抜ける疾風 新たな波を業界に (2)ルームキューブ(東京都台東区) 「和リノベ」で自慢の部屋に
住宅新報 2014年7月15日 号 6面
連載: 新たな波を業界に
「和処(わどころ)」。同社が1年ほど前から展開しているリノベーションのブランド名だ。「和」と「洋」をうまく融合させ、賃貸空間を特徴ある「和モダン」として提案。これまで供給した5物件はすべて短期での成約が実現し、このほど初めてファミリータイプの物件でプランニングを施した。
榎本社長は、設計やデザインの専門家ではなく、生粋の営業マン。以前所属していた不動産会社では、月間41件の賃貸成約を決めるなど、〝バリバリ〟の腕を誇っていた。32歳で今の会社を立ち上げたが、管理物件の獲得が中々うまくいかずに行き詰っていた頃、リノベーションを通じてオーナーにアピールし、管理を任せてもらう手法を考案。それが「和モダン」だった。
「友人、恋人に自慢できる部屋にすることを、いつも考えている」と同社長。営業マン時代に何百、何千件と物件を紹介し、成約につながる魅力的な部屋とそうでないタイプを〝肌感覚〟で学んだ。そして、もともとが「物件好き」であるため、目に留まる斬新なデザインなどを貪欲に取り入れ、自分のものにしていこうと意欲的な気持ちがある。街中で見る美容室や喫茶店の先進的な店舗構えは、榎本社長の心をいつもときめかせてくれる。





















