社 説 スタートした長期優良住宅認定 新たな機運で市場変革を
住宅新報 2009年6月23日 号 2面
長期優良住宅普及促進法が6月4日施行された。住宅の長寿命化を図るため、住宅を長期に良好な状態で使用するための措置などを講じた長期優良住宅を認定するのが主な柱だ。同日、全国の行政庁でその認定申請受付が始まった。
ところで、本紙既報(6月2日号)の通り、同制度に対する住宅・不動産業界の検討はまだ始まったばかりだ。もともと同法は、前首相の福田康夫氏が自民党の住宅土地調査会長だった07年5月に掲げた「200年住宅ビジョン」が土台となっている。翌年の08年11月28日に参議院で可決・成立し、翌12月に公布された。
住宅不況まっただ中でのスタートとなったことは、同法にとっては悲運としか言いようがないが、当初から業界内には「唐突」との評価があったことも否めない。かつて建設省(現国交省)が制度化した「センチュリーハウジングシステム」(100年住宅構想)も国民に浸透するまでには至らなかったことが意識の隅にある。生活支える住まい











