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スタンダード会員限定CBRE調査 仙台・名古屋 空室率、最高水準 賃料調整で東京Sクラス改善

住宅新報 2009年7月14日 号 3面

 シービー・リチャードエリスが調査した6月期の全国14都市オフィスビル市況によると、空室率は前月と比べ鹿児島で3ポイント上昇し12.1%となった。仙台は2ポイント上昇の15.4%、金沢は1.8ポイント上昇の21.4%、名古屋は1.7ポイント上昇の11.2%。

 前回、集計開始以来最高の空室率となった名古屋と仙台が記録を更新した。新規供給面積の過多が主な原因と見られており、竣工したビルへのテナント移転に伴う旧入居ビルの空室がこれから顕在化し、新規供給と合わせ需給ギャップが拡大すると予想されている。

 大都市圏S・Aクラスビルの空室率の推移を見ると、05年12月から上昇企業だった東京のSクラスビルで回復が見られた。空室期間が長引き、東京駅近くのビルなど、高額な賃料を設定していたビルで、賃料を減額する動きが見られ、誘致に成功していることが要因とされる。3月6.5%だった東京Sクラスの空室率は、今回6.2%に回復した。東京Sクラスの空室率は08年9月には2.8%だったが、リーマンショック後の08年12月に急上昇し、以来6%台となっており、高止まり傾向にある。

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