NPO「心歩きの杜」 田舎暮らし計画始動 高齢化進む団地に呼び掛け
住宅新報 2009年7月14日 号 4面
「第2の人生を、仲間と田舎で送りませんか」--。5月に発足したNPO法人「心歩きの杜(もり)」(茨城県土浦市)代表の坂入一己氏が、福島県相馬市で共に田舎暮らしをする仲間を募っている。坂入氏が同市に所有する土地を無償で提供し、家を建ててもらう計画だ。多摩ニュータウンや高島平団地など、高齢化の進む都内の団地を中心に計画への賛同を呼び掛けている。坂入氏は、「仲間がいれば、健康管理の面でも助け合うことができる。自給自足の生活サイクルを確立し、皆で楽しく老後を過ごしたい」と話す。
坂入氏はこの春、玉野霊山の麓の土地約6万平米を私費で購入した。敷地内には参加者の住まいのほか、キャンプ場やアウトドア施設を含む自然学校を設立し、収入源とする構想だ。
無償での土地提供に加えて、地元建築業者と提携したことで、「土地100坪、平屋建て住宅15坪の場合500万円以内での住宅建築が可能」という。このほか、法人が発行する私募債券を所有地の面積に応じて保有することが条件となる。債券金額は100坪当たり20万円で、利息は付かず5年後に返還される。その他の費用は、年間1万円の法人会員費、登記費用など。











