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スタンダード会員限定マン活に励む管理組合 オーベルグランディオ萩中 東京都大田区 強い思いで実現した建替え(中) 居住性や資産面、要望は様々

住宅新報 2015年8月25日 号 6面

連載: マン活に励む管理組合

管理(賃貸・分譲)
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 06年、建替えを実施したオーベルグランディオ萩中(旧萩中住宅)。前回は構想から10年強を経て、建替え決議に至るまでの経緯をお伝えしました。03年8月、念願の建替え決議が成立したことから、旧萩中住宅管理組合はすぐに建替組合の設立を申請しました。萩中住宅の場合、建物の取り壊しがあるため、すべての事柄を建替組合に引き継ぐ必要があります。そのため、管理組合の理事がほぼ全員建替組合に移行することを決定。各棟から最低1人以上、理事を確保する前提で理事を補充し、同年11月に建替組合を発足しました。事務的引き継ぎはスムーズでしたが、これからが本番です。建替組合理事会では、居住者の様々な要望と現実のすり合わせに奔走します。

 建替えについての居住者最大の要望は「南向き住戸」の新マンションであること。これは旧萩中住宅がこの点を売りにしていたことに起因します。そのため、事業協力者選定コンペでは、この「南向き住戸」をより多く確保した提案ができる事業協力者に絞り込みました。更に要望は資金面についても多く出されていましたが、特に追加費用が不要だった小規模住戸(50m2以下)の希望数が計画後に50戸と倍増(計画前25戸)したことへの対応は難しかったといいます。計画と実現性を両立させるため、建替組合理事会では事業協力者への対応要望や協議を重ね、実現可能な計画に落とし込んでいきました。

 また、各法律に基づく区分所有者(議決権行使者)の同意、建替えに伴う近隣からの同意書など、法律的問題や各種制度に基づく同意獲得も苦労した部分でした。明け渡し請求を行ったのは2件。1件はすぐに和解できましたが、もう1件は高齢者夫婦による明け渡し拒否。十数回にわたる交渉の末、断行の仮処分申請を行った上でようやく和解が成立したのです。

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