マン活に励む管理組合 災害時はマンション内で自活(上) ライフライン切断時の対応検討 オラリオンサイト 神奈川県相模原市
住宅新報 2015年9月15日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
同マンション管理組合では、07年に安全委員会を立ち上げ、防災計画を作る話が出ていましたが、具体的に話が進み始めたのは、冒頭の〝ある管理組合理事〟の発言があってからだといいます。管理組合ネットワークなどの勉強会を通じ、同マンションが立地する橋本地区(相模原市緑区にある橋本駅を中心に相原・橋本・宮上の3つの地域)では、震度6強までの地震が発生する可能性があることを知り、オラリオンサイトはそれに対応できる免震構造となっていることを確認しました。建物が倒壊する心配はないが、内部設備に影響があること、住戸火災が発生する可能性があることが分かりました。
また、勉強会と並行し、管理会社に対しマンション内の非常用設備の有無や対応規模などを確認すると共に、行政側に災害時における同マンションの対応内容について問い合わせました。その結果、非常時を想定した設備が整っていること、行政側からも「(オラリオンサイトは建物も強固で設備も整っていることから)災害時に公的避難所を利用せず、敷地内で対応してほしい」との意向を伝えてきたといいます。
そこで安全委員会では、住戸内は耐火構造になっているため被害は部分的になると予想し、管理組合としては(1)マンション外には避難しない、(2)マンション内で自活することとし、電気・ガス・水道といったライフラインが切断された場合の対応を中心に検討。マンション内で組織を作り、被害を最小限度にとどめる形での自活体制を整備することを目指しました。






















