分かる不動産証券化とビジネス活用<第63 回> 不動産証券化の現状と将来展望(34) 有識者に聞く IPDジャパン マネージング・ダイレクター・西岡敏郎氏(2)
住宅新報 2009年7月7日 号 3面
年金の不動産投資で株式並み中核資産に(田辺)
西岡さんは、不動産インデックスを利用する投資家と話される機会も多いと思います。今、投資家の方々は日本の不動産投資市場をどのように見ており、どのような投資スタンスをお持ちなのでしょうか。まず、国内の投資家についてうかがいたいと思います。代表的な機関投資家である生命保険会社についてはいかがでしょうか。(西岡氏)
個々の企業によって差異がありますが、90年代のバブル崩壊後の約10年間で、不動産ポートフォリオの入れ替えをほぼ終了したと言えるのではないでしょうか。基本的には、地方物件などを処分し、大都市中心部の大型物件に投資資金を集中するようになっています。従って、先日のAIGビルのようにプライム物件が市場に出てくれば、積極的に投資することもありますが、物件の入れ替えをどんどん進めていく感じではありません。もっとも、国際会計基準が導入されることによって投資用不動産の時価が表面化することになると、違った動きが見られるかもしれません。(田辺)











