紙上ブログ 不動産屋の独り言 350 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これでは「福祉が自治体をつぶす」 取れるものは取れでいいのか
住宅新報 2016年5月3日 号 7面
うちの管理物件の入居者に、問題アリの男がいる。何が問題なのかというと、国や自治体の制度を利用して「取れるものは何でも取ってやろう」という価値観なのだ。最初は東京都の就労支援制度で、それは「住む家が決まってなくて住民票が取れないので就職できない」(面接を受けさせてもらえない)人に対してまず部屋を借りてもらうための資金援助が受けられる制度で、契約金と半年間の家賃、更に申請すれば3カ月延長にもなる。
せこい振る舞い
というのも、就労支援金を申請した際には既に就職も決まっていたのに、延長まで申請して補助金を受け取っている。その後すぐに阿佐ヶ谷のパチンコ屋に転職してわずか1カ月で「重い箱を運んで腱鞘炎になった」と労災を申請しようとして解雇されている。更に派遣先の家電量販店のロッカーで、もらったばかりの給料を盗まれたと警察に被害届を出そうとして派遣先から出入り禁止になっている。





















