(前号からの続き)
機運の高まりから企業選定までじっくりと状況を把握・研究しながら準備を進めた管理組合。すでに築35年となり設備の老朽化が深刻になり始めていたことから、急いで計画を進めていく必要性が生じました。設計事務所やディベロッパーの担当者と、施工方法や工事金額、建替え中の仮住居などについて協議を重ね、05年に基本構想を策定し、1年かけて居住者(全体・棟別)への説明を行いました。並行して実施した意向調査では入居する住戸に関する問い合わせも多かったため、住戸選定方法についてもコンサルティング会社・ディベロッパーの担当者と協議を重ねました。
一方、建替え事業を行う上で法律上の課題となっていたのは、都市計画法の一団地の住宅施設を廃止することでした。これについては関係法令の法改正がなされるとともに、世田谷区と協議を重ね、一団地の住宅施設を廃止すると同時に、新たに地区計画を設定することになり、05年にそれまで桜上水団地一帯に設定されていた都市計画法による一団地の住宅施設が廃止され、地区計画等の都市計画が決定しました。地区計画の内容として、従前の児童公園面積以上の地区施設等の整備、建築基準法以上の斜線制限を敷地全方位に設定、避難上有効な空地の確保、周辺道路の整備などが定められました。






















