「社説」 関東大震災を忘れない 「防災の日」契機に備えを
住宅新報 2009年9月1日 号 2面
9月1日は防災の日。1923(大正12)年のこの日午前11時58分32秒、マグニチュード(M)7.9の大地震が関東地方を襲い、死者・行方不明約14万人、全壊建物12万8000、消失家屋44万戸という、激しい揺れと火災による歴史的大災害が起こった。
その関東大震災の災禍を忘れないようにと、1960年に定められたのが「防災の日」である。その記憶は日々、遠くなりがちだが、「忘れた頃にやってくる災害」に備えるために、年に一度の防災の日に関東大震災の教訓を思い起こし、気持ちを新たに防災を考える契機にしたい。■いつ起きてもおかしくない地震
この日を含めた週は「防災週間」として、国・地方自治体などによる大地震に備えた防災訓練が各地で繰り広げられる。国民の間に防災意識が否応なく高まるのは、この日が定められている意義であり、効果である。意識だけでなく、ハード・ソフトの両面から大地震に対する具体的な対応が浸透すれば、いざというときの被害も抑制されるはずだ。











