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スタンダード会員限定名前は単なる識別記号じゃない マンション管理応援歌No.93 廣田信子の紙上ブログ

住宅新報 2017年5月23日 号 6面

連載: 廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌

管理(賃貸・分譲)
廣田信子さん

廣田信子さん

 先日、昭和20年代、戦後デモクラシー時代に小学生だった知人よりクイズが。知人が通う大阪の小学校では、クラスを1組、2組…とは呼ばずに、ユニークな呼び方をしていたといいます。どんな呼び方だと思う?と。

 アメリカの影響で、A組、B組…?(全然ユニークじゃない)。い組、ろ組…(なんか時代に逆行?)。じゃあ、花の名前で、ゆり組、バラ組…(それじゃ幼稚園!)、う~ん、じゃあ色は?紅組、白組…(運動会みたい~)と、みんなで考えても分かりません。そこでヒントが。「〇〇組」じゃなくて「〇〇ホーム」と呼んでいたと。そうなんだ!そういえば、「ホームルーム」という呼び方は、今も学校に残っています。では、〇〇に何が入るかですが、答は、なんと、担任の先生の名前(名字)が入るのです。廣田ホームといった具合に。そうか…クラスって、担任の先生が親代わりの学校におけるホームなんだ! 

 先生の名前が付くだけで、クラスというものが、単に1学年の人数を機械的に分けて、それぞれに識別記号を付けたものじゃなくなります。実際に、ものすごく先生と生徒に一体感があったといいます。今ではすっかり姿を消してしまいましたが、こんな呼び方が広がっていたら、ひょっとしたら、今とは少し違ったクラス運営になっていたかもしれません。

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