トップインタビュー 常日頃(12) ファースト信託社長 畑山邦雄氏
住宅新報 2009年9月22日 号 11面
04年12月に施行された改正信託業法で、それまで信託会社だけに認められていた信託業務が専業の信託会社にも解禁された。このいわゆる『信託解禁』にいち早く名乗りを上げたのがファースト信託だ。管理型信託会社としてこれまでに高齢者専用賃貸住宅(高専賃)18棟、ワンルームマンション7棟などの資産を受託している。今年4月にはオーナーと管理会社のための賃料保全金銭信託を開発し注目を集めた。東京事務所開設を機に今後の戦略を聞いた。「信託の可能性に挑戦」
--専任不動産鑑定士として東急不動産関西支社に永く在籍し、05年3月に定年退職。ほぼ同時に鑑定事務所を設立。その1年後の06年3月に現ポストに就任しました。どういう経緯があったのですか。
「全くの偶然(笑)。鑑定事務所を立ち上げて間もない頃、地主の土地活用として高専賃の管理運営をしていたA社と懇意になった。いろいろ相談に乗っているとき高専賃の収益価格をはじいたら積算方式よりも高いことが分かった。ならば一緒に事業化しようということになり、最終出口(売却先)をどうしようかと考えていたら信託業が解禁されることになり、これだと思った」










