長生き社会は認知症との共存社会。それは、マイナスな事じゃなく、コミュニティへの恩恵かもしれない…そう感じさせられたお話がありました。
60代の女性Aさんは夫と死別して、戸建てからマンションに移って一人暮らし。遠方に暮らす唯一の肉親である妹さんから地域包括支援センターに、「電話に出ないので安否を確認してもらえないか」…と電話が。地域包括支援センターの方が駆け付けるのですが、Aさんはインターホンに出ません。お巡りさんの声掛けでようやく玄関ドアが開きましたが、中はゴミ屋敷状態で、食べ物は腐り、コバエが…。専門家の診断を仰いだところ、若年性認知症と診断されました。
人と会話する自信がないので、電話にもインターホンにも出ず、ゴミの分別や収集日が分からないため、ゴミが捨てられないのです。で、妹さんは心配なので早く施設に入ってもらいたいと言うのですが、Aさんは、こんな状態でも、ここは安心だ…と今の暮らしが気に入っているのです。






















