高経年団地の再生は大きな課題です。同じ団地でも、賃貸と分譲では再生の可能性が全く違います。土地も建物も全ての所有者が同じである賃貸団地ならば、建物丸ごとの大胆なリノベーションも可能ですし、半分の棟を解体して、公共施設を誘致することもできます。保育園をつくり、若いファミリー向けの仕様にすれば、コミュニティの再生も可能です。更地にして新たな目的に使用することもできるのです。ですから、世に出ている団地再生の事例は、ほとんど賃貸団地のものです。
分譲団地では、建て替えができたごく一部を除き、本格的な再生の成功事例がほとんどないのです。多数の共有者がいる分譲団地では、全てのことが簡単にはいかないのです。「区分所有」の限界を感じることが多いこの頃です。
新たな再生の道






















