廣田 信子の紙上ブログ No.169 マンション管理応援歌 オートロックを過信する盲点
住宅新報 2018年11月27日 号 6面

セキュリティ万全のはずのタワーマンションで、深夜、サブエントランスから窃盗犯が侵入した事件が発生。侵入方法は、具体的には書きませんが、自動ドアのセンサーの盲点をついた古典的な方法です。
で、犯人の狙いは、集合郵便受け。ダイヤル錠の掛け忘れがないか全部チェック。掛け忘れているメールボックスの中から郵便物を盗る…じゃないのです。鍵が掛かっていないボックスのうち2つに、なんと自宅の鍵が入っていて、それが盗まれたのです。メールボックスを自宅の鍵の受け渡しに使うのは、実はありがちなことです。だったらダイヤル錠ぐらい掛けてほしいですが、認知症などで、鍵の番号が覚えられない、自宅の鍵をすぐ無くすなどの事情もあるのです。
今回の犯行が分かったのは、深夜、郵便受けの周辺に長時間いる人を怪しんだ居住者が報告し、防犯カメラの映像を確認したから。そうでなければ、誰も気が付かなかったかもしれません。鍵を入れていたお宅だけが、あれ、おかしい…とだいぶたって気づき、誰か持ってない?また無くした?で終わってしまったかもしれません。で、鍵を盗まれたお宅は、泥棒が入る前に気がついて鍵を替えて一件落着…ならいいのですが、マンションはそうはいきません。





















