紙上ブログ 不動産屋の独り言 481 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これはなんだか怖い家族(3) 長男に同情 一方で喝も
住宅新報 2018年12月11日 号 7面
騒ぎの発端になっている長男K氏を当社に呼び出した。事情によっては契約を解除して退去してもらう必要がある。以前も警察を呼ぶ騒ぎを起こして、アパートにパトカーが来たのはこれで2回目。母親から見せてもらったK氏からのメールの文面には異常性が認められたものの、当社にやってきた彼はいたって普通。ちゃんと礼節もわきまえていて丁寧に私に詫びる。別に二重人格ということでもなさそうだ。彼女の言い分は聞いてはいないのだが、K氏に詳しく話を聞くと、彼のほうに同情すべき事情があった。
泣きわめく彼女
家事も炊事も金の管理も何一つできないことでK氏が家から追い出した彼女はその後、イケメンの次男にまとわりついていたが突き放され、一人暮らしをするためのアパートを借りてはいても、度々長男のアパートに戻ってきてはドアを叩いて「中に入れてほしい」と泣きわめいていたという。






















