紙上ブログ 不動産屋の独り言 485 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ブログ読者に辟易 相談話に乗ったものの…
住宅新報 2019年1月15日 号 7面
私のPC版ブログには書けないことなので、こちらで書かせて頂きたい。長くブログをやっていると、不動産の話と関係なく相談を持ち掛けられる。大半は若い女性からである。「この人ならいろいろな経験をしていそうだから」と、まずコメント欄から連絡してきて、電話やメールで相談に乗るのだが、近県だと直接会って話したりする。かと言って、店では落ち着かないからファミリーレストランでランチしながら、ということが多い。私のポリシーとして「割り勘はしない」ので私の奢りになるが、そのこと自体は構わない。いつも私の記事を読んでくださっているのだから。
いつも堂々巡り
だが、時に納得いかないこともある。ある若い奥様からの相談では、何度も一緒にランチしながら相談に乗っているが、話が堂々巡りになる。「この人の悩みは自身の性格やモノの考え方に問題があるのではないか。そこを改善しないと何も変わらないだろうに」と思って、5回目くらいに、言葉を選びながら「あなたの人間関係の悩みは、あなたにも理由があるかもしれませんよ。例えば、私があなたと話す時、私はあなたを傷つけないようにものすごく慎重に言葉を選びます。もしかすると相手に、私と同じような気を遣わせていて、それで相手から疎ましく思われている可能性もあるのでは」と話した。すると、みるみると顔色が変わっていく。おそらく「自分は間違っていない。私のことをそんなふうに思っていたのか」と怒ったのであろう。私からしても面倒臭い女性である。本音で言うと、毎度同じ相談を持ち掛けられて彼女に都合のいい事を言わされて、食事を奢らされるのはつらかった。以来、二度と連絡してこない。






















