床下の「スギ」が騒音軽減 -遮音材を開発中- リノベのマスタープラン
住宅新報 2009年12月1日 号 4面
国産材を使ったリフォーム、リノベーションの企画・設計を手掛けるマスタープラン建築設計事務所(兵庫県西宮市、小谷和也代表)が、スギ材を使った床下遮音材の開発に取り組んでいる。地域材を使用したマンション内装材の新製品として(財)日本住宅・木材技術センターに採択され、補助金対象事業として10月にスタートした。
マンション居住における騒音の軽減には、一般的な合板フローリングの場合は表面の柔らかさが音消しの役割を果たすが、床に無垢(むく)材を張る際はその下に遮音材を入れる必要がある。だが、既製品の大半はゴム、スポンジなどからなる合成製品。「天井や床をせっかく無垢材で仕上げるのだから、見えない部分にも自然のものを取り入れたい」(小谷氏)と開発に着手したという。
遮音材は、スギ皮を砕いた吸音材と板材を組み合わせたものを使用する。スギ皮に防虫作用があることから、カビやダニの抑制効果も期待できるという。また、通常はほとんどが廃棄されるというスギ皮や間伐材といった資源の有効活用も、取り組みの大きな意義だ。











