不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所 麗澤大学客員准教授 宗 健 第10回 住みここちと人口移動
住宅新報 2020年1月28日 号 7面
連載: 不動産市場異聞
地方創生が叫ばれ、東京一極集中の抑制が課題となっている。東京の大学の定員の抑制や、CCRCのような施設を地方に整備することで移住を促すなど様々な取り組みがなされている。しかし、そうした政策で、はたして実際に人々は地方へ移動するのだろうか。地方から人口流出は抑制されるのだろうか。
私自身がそうであったように地方から都市への若年層の社会移動は、より自由に生きたい、挑戦してみたいという個々人の強い動機が背景にあるのではないだろうか。また、大人になってからの引越しは、働くということも含めて、より住みやすい環境を求めて移動しているのではないだろうか。だとすれば、住みここちと人口移動にはどのような関係があるのだろうか。
自治体の人口増減と住みここちの関係






















