よく分かる不動産証券化とビジネス活用<第85回> 不動産証券化の現状と将来展望(56) 有識者に聞く 弁護士 田中俊平氏
住宅新報 2009年12月15日 号 3面
リスク管理・内部監査が適切に機能する体制を(田辺)
マスターレッシー(不動産の所有者から賃借し、エンドテナントに賃貸している転貸者)が倒産したときもマスターレッシーを変更することになると思いますが、敷金の清算など法的手続きが込み合ってくることになりそうです。(田中弁護士)
エンドテナントは、敷金をマスターレッシーに預けていますが、敷金返還請求権は一般債権ですので、マスターレッシーが倒産したときに、エンドテナントが敷金を全額回収することができなくなる恐れが生じます。マスターレッシーの倒産時に、こうした問題が生じることは証券化する時点で想定されていましたが、必ずしもすべての契約書で、マスターレッシーの倒産時の権利関係が整理されていないため、権利関係の調整に時間を要する場合があります。











