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スタンダード会員限定廣田信子の紙上ブログ No.337 マンション管理応援歌 小規模な高経年マンションで第三者管理は?

住宅新報 2022年10月11日 号 5面

連載: 廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌

管理(賃貸・分譲)
廣田信子氏

廣田信子氏

 前回、新築の億ションで第三者管理が進んでいる話をしました。では、小規模で、役員のなり手確保が難しい高経年マンションでも第三者管理方式選択は可能なのでしょうか。第三者管理は、投資用やリゾートマンションの管理方式として普及し、不適切な管理でトラブルもありました。最近は、一般的な分譲マンションで管理組合運営をサポートしてきた管理会社によって、第三者管理が行われ始めている点が大きく違います。

 国土交通省の示した方式は、外部管理者に管理会社以外を想定していると考えられ、更に監査法人など外部監査を入れることを求めています。多額の費用が掛かるため、管理組合がこれを利用するのは無理だという意見が大半でした。それを、管理会社が公平性を担保する工夫をして、自らが管理者になる仕組みが出てきたのは時代の流れのように思います。

 理事会が今後も維持できるのであれば、理事会方式を続けるべきだと思うのは当然です。しかし、高経年で小規模なマンションの中には、理事会を継続的に維持することが難しいケースもあります。ある管理組合からの相談では、「総会で理事はなんとか輪番で決めたけれど、理事長になるのを全員が拒んでいて進まない」との話でした。第三者管理の記事を読んで、自分たちもそうしたいと管理会社に言っても、引き受けてくれない…と。それは、管理会社としては当然の回答ですが、今後、管理会社にそうした要求が増えることが推測されます。

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