高額賃貸の値下げ幅縮小 アトラクターズ・ラボが調査 リーマンショック後で初
住宅新報 2010年3月16日 号 8面
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)の調査によると、東京23区内にある賃料20万円以上の高額住戸の賃料改定率が、19カ月ぶりに値下げ幅を縮小した。同社では、「賃料の下限値が定まりその下限値に近付いていること、下落基調の開始から一定年数が経過し減額住戸が一巡し始めたことなどが要因ではないか」としている。
同調査は、同社の賃貸住宅データベースを用いて、同一物件の前回募集賃料と今回募集賃料を比較したもの。比較の平均期間は約2年。サンプル数は3万6401戸で、最新の調査月は09年12月。
それによると、09年12月における賃料20万円以上住戸の賃料改定率はマイナス7.84%。前月を1.07ポイント下回った。前月比で減少幅が縮小したのは、08年5月の0.08%(前月比0.25ポイント縮小)以来19カ月ぶりのこととなる。08年9月ごろのリーマンショック後大幅な下落基調に転じた賃料改定率だが、ここにきて一定の「底」が見える雰囲気になってきた模様だ。ただ、改定率がプラス(07年12月の0.02%が最後)になるにはほど遠い数字だ。











