信用力&予見性 終焉 ZERO時代 「卯年」の羅針盤 (上) 不動産観測 ~主力の賃貸事業~ 資産価格は下落するか 最大リスク 金利への耐性に焦点「ただ、世の中にお金は余っている」
住宅新報 2023年1月3日 号 6面

日本と米国の金融政策の違いを受けて円安が急速に進んだ。米国はインフレが高水準で推移し、金利を急ピッチで引き上げている。本来なら金利を上げるというのは需要を徐々にクールダウンさせてソフトランディングを狙いとするものだが、景気を一気に悪化させることをいとわないカジ取りに警戒感が高まっている。米ドルは世界に対しても、日本の円に対しても強くなり、世界のインフレをドルが吸収している。米国との関係は、国内経済との関係や不動産投資市場にも影響する。住宅・不動産業界においては2023年の関心事が金利動向であることは間違いない。
米国の急速利上げで日本の長期金利に上昇圧力が強まっており、住宅ローン金利が本格的に上昇に向かえば住宅の売れ行きは一気に落ち込む。不動産各社は調達金利が上がることへの警戒感も上がる。とりわけ開発リスクは保有よりも高く、有利子負債とバランスシート(貸借対照表)の強さとのバランス感覚が今後の注目点だ。
日銀コントロール下





















