「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第21回 ホームステージングは空室対策の武器になるか
住宅新報 2023年3月21日 号 18面

今回より賃貸物件におけるホームステージングについて考えてみたい。ホームステージングとは、1970年代から米国で中古の住宅を売りに出す際にその室内を家具やインテリア用品で飾り付けることによって、より早く、そしてより高く売るための手法として広く定着していた。米国では実証済みの手法である。実際にどのようなものなのか。
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数年前から動画配信サービスのネットフリックスなどで米国の不動産エージェントの仕事を追うリアリティドラマが人気で、私もよく見ている。例えば「セリング・サンセット」。あれを見ると物件を売却する前にエージェントがインテリアコーディネーターに空室の部屋をステージングさせることをよくやっている。高級物件が中心なので、ある程度のグレードの家具を取り扱い、顧客をイメージして観葉植物やインテリアなどもうまく配置することが重要なようだ。がらんとした空室からプロのコーディネーターが飾り付けた部屋は見違えるようになる。ドラマではその状態でオープンハウスを開いて顧客を呼び、営業をする様子がうかがえる。




















