マンション管理業協会主催のマンション・バリューアップ・アワードで、今年2月にグランプリに輝いた「ご近所見守り隊の設立~世代間の垣根を超えたマンション内コミュニティ~」が、とてもよい取り組みでした。
小規模なこのマンションでは、居住者同士が協力し合いながら高齢者を見守ることができる体制をつくりたいと思い、掲示板でアイデアを募りました。「そう簡単に良いアイデアは出ないだろう」とあまり期待していなかったのですが、想定外にも有志の高校生数名から、「自分たちにもできることがあれば協力したい」との申し出がありました。これは嬉しい誤算でした。早速、理事会で協議し、有志の学生が学校帰りに高齢者を定期訪問して様子をうかがう「ご近所見守り隊」を組織することとなりました。最初は2名から始まった利用者の輪が徐々に広がり、今では合計6名のお年寄りを見守っています。
高齢者の側は最初ちょっと抵抗があったようですが、今では子供のよき相談相手になり、自分の部屋を持たない学生に対しては自宅を勉強スペースとして提供する人もいるなど、ご近所ならではのお付き合いになっています。その活動に影響を受けた大人も徐々に協力するようになり、子供たちの発想から生まれたコミュニティが管理組合運営を大きく動かす結果となりました。






















