前回の記事に対して、「親の遺産をすぐ売却して子供で分けられるのは一番いいことだ」との話が、80才の男性からありました。2年前に奥さんの認知症が始まったたそうです。自宅には50代で未婚の長男が同居していて、食事等の生活費は親が出しています。息子の世話を一生懸命やっていた母親が認知症になったのです。
他に結婚した娘と次男がいるのですが、長男のことがネックで、あまりこの家には来ないという話です。娘さんには「いい加減、自立して生活してもらうように話さないと駄目だ」と言われ続けていますが、なかなかそれができないと言います。今の一番の悩みは、妻も自分も施設入居が必要になった場合に、このマンションをお金に換える必要があるのですが、長男が暮らしている以上、賃貸も売却もできないことです。
更に、自分たちの死後も心配です。奥さんは長男に残したいと考えていたようですが、遺言に「自宅は長男に相続させる」と書くと、遺留分でもめる可能性が高いです。5000万円はする自宅を、兄弟3人で平等に分けなければなりません。子供が同居しているゆえに、自分たちの行く末を心配しているのです。






















