大東建託 カナダに現地法人設立 木材安定調達へ情報収集強化
住宅新報 2024年1月2日 号 7面
大東建託は、2×4工法用木材の安定調達に向けて、カナダのバンクーバー市に新会社「大東カナダトレーディング」を設立し、24年1月15日から事業を開始する。現地製材所との連携などを通じた、安定的かつ適正価格での木材調達により、事業安定性の向上を目指す。12月20日に同社で会見を開き、新会社設立の狙いなどを説明した。
同社では、年間約4万戸の賃貸住宅を供給。このうち約9割は木造2×4工法の建物であり、国産材割合は5~7%程度、大半の木材はカナダから輸入している。他方、近年はカナダで発生する山火事や虫害、伐採制限により、同工法に適するSPF材の供給量が減少。新型コロナや北米の製材需要の増加により、製材品の価格が乱高下する不安定な市況が続いている。
そこで、(1)安定調達、(2)情報収集、(3)適正価格の確保を目的とした新会社を設立。従来、日本国内の同社と北米、欧州の製材所の間で行っていた発注、物流のルートに新会社を置き、より正確な情報共有に基づく木材調達につなげる狙いだ。新会社の代表取締役社長には、大東建託技術開発部長の加藤富美夫氏が就く(現職と兼任)。現地には同工法の木材調達の経験豊富な同社社員を駐在させる。






















