賃貸住宅に規律と秩序を トラブル事例と居住者対応(第5回) 高齢居住者に起因する場合
住宅新報 2009年1月20日 号 11面
03年に約19%だった65歳以上の人口の割合が15年には約26%となる見込みだ。高齢単身世帯も03年時点で高齢者世帯全体の約45%を占め、身寄りのない単身高齢者の増加は、住宅管理の現場に様々な影響を与えている。
◆入居を拒む理由は
民間賃貸では、高齢者は外国人と並んで入居を拒みたい属性の1つで、「高齢者専用賃貸住宅」など入居を拒まない住宅も供給されているが、拒否反応は未だに根強い。一方、公的賃貸はその性格上、高齢者の入居を拒めず、民間に比べて多くの高齢者世帯や単身高齢者が居住している。入居を拒む主な理由は、将来予想される所得の低下による家賃滞納、認知症り患による挙動不審や近隣トラブル、水漏れ、火災事故、住宅内死亡、入居期間の長期化などが挙げられる。











