八清×ヤマチカ 悩む閑散期「カフェ茂庵」 国登録有形文化財を生かす 空き空間をレンタルで収益化
住宅新報 2024年6月4日 号 7面
古民家再生などを手掛ける八清(京都市下京区、西村直己社長)は、同市内で「カフェ茂庵」を運営するヤマチカ(谷川次郎社長)との協業で、5月にレンタルスペースのサービスを開始した。
京都の喧騒から離れ、緑に囲まれた非日常感が味わえる茂庵は22年11月に閉店後、23年1月に再開したものの、立地の特性から繁忙期と閑散期の売り上げの差が大きいという課題を抱えていた。
京町家でもなく、農家古民家でもない。大正時代に建築され、国登録有形文化財にも指定された歴史をもつ建物だ。茂庵ならではの独特で貴重な建物のある現地は市街化調整区域で、新しい事業用途では利用できないことが判明した。このことを受けて八清では、カフェ事業に加えて、空いているスペースを生かしたレンタル事業をヤマチカに提案したところ、貴重な文化的建物の茂庵(母屋)と茶室2棟(静閑亭と田舎席)をレンタルスペースとして利活用することで閑散期間の縮小につなげるとともに収益化を強化することを決めた。






















