紙上ブログ 不動産屋の独り言 765 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 根が優しくてまじめな入居者 社会との接点づくりを支えたい
住宅新報 2024年8月20日 号 6面

今は独り暮らしをしている40代半ばの女性Hさん。以前は母親と暮らしていて、近所に2人兄姉がいるが、それぞれに家庭を持っていることから母親の介護はHさんに任せっきり。数年前に母親が亡くなった際には線香の一本もあげに来なかった。当然労いや感謝の言葉もない。そのことでHさんは心を病んでしまい引きこもってしまった。
時折私には電話をくれたので、近所まで行く際には寄ってお菓子を届けて励ましていたが、今は糖尿病でそれも控えている。たまに食事に誘ったりするものの、外との接点は病院と私くらい。根は優しくてまじめな人だけに少しでも力になれればと思うのだが、向こうは女性で私は男。他の住人の目もあるから「人目忍んで」になる。
入金の連絡もマメに





















