「社説」 重要になる建物価値 維持向上を担うのは営業マン
住宅新報 2010年5月4日 号 2面
国土交通省はこのところ、相次いで建物価値の維持、向上を狙いとした政策を打ち出している。耐震改修工事費に対する補助制度、エコポイント、リフォーム工事瑕疵(かし)保険制度の創設、更には中古住宅販売とリフォームを合わせて行う事業を補助・支援する「既存住宅流通活性化事業」などがそれである。
いわゆる土地神話が崩壊し、国民にとって大事な資産である住宅の価値を土地自体に頼ることが困難になってしまった今日、建物の耐久性を伸ばし、価値向上に努める政策の重要性は論を待たない。
建物価値の維持・向上というとき、リフォームは新築時の価値の回復、リノベーションは新たな価値の創造といった区分けがなされている。ちなみに、国交省も重視しているインスペクション制度は、それら価値の点検もしくは評価制度と位置付けることもできるだろう。











