紙上ブログ 不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~784 こんな家主は少ない 義理堅い付き合いに頭が下がる
住宅新報 2025年1月7日 号 6面

当社が管理する物件の家主Aさん。一人住まいの高齢の姉が亡くなり、そのマンションが空いたので貸し出すことになった。元々は分譲マンションの一室だが、物件は最寄り駅徒歩15分。交通も買い物の便もあまり良くないし、駐車場もない。間取りは2DKで、トイレも浴室も最低限の設備。2部屋あっても夫婦やカップルで暮らすのには難ありだ。若い人が好む造りではない。
とは言え、幸いにも家主は腕の良い大工。私と一緒に下見に行った際、「こことここをこう直して、この壁は抜いて1LDKにして、水回りは全部取り換えるようだな」と、考えていることが私とほぼ同じ。外注しないで自分でやる、と言っても他にも抱えている本来の仕事を優先することになるし、リフォームの完了までに半年以上かかった。
1階に同業者




















