「社説」 外国人の賃貸入居支援 グローバルな賃貸市場へ
住宅新報 2010年6月1日 号 2面
日本賃貸住宅管理協会・国際交流委員会の主催で、このほど「外国人入居支援フォーラム」が都内で開かれた。国際交流委員会が発足して約10年の集大成として企画されたイベントで、外国人の賃貸ニーズに対する具体的な不動産実務の話しに、参加した賃貸業者などが熱心に耳を傾ける姿が目立った。
外国人の賃貸需要の多くは、かつては特殊な地域事情などによって限定された地域にとどまることが多かった。それが近年。海外との経済や文化の交流が活発になるにつれて、日本で暮らす外国人も増加の一途をたどり、これを新たな顧客層として関心を持ち始める業者も増えてきた。賃貸市場全体に需要のすそ野が広がりつつあることを裏付けている。急増する外国人
海外移民の受け入れに厳しいといわれる日本。それでも、法務省の統計によると、91年に122万人だった国内の外国人登録者数は、90年代末から急増し、08年には222万人に達した。20年弱で約100万人も増加したことになり、この間、中国やブラジル、フィリピンといった登録外国人の多国籍化が進んだことも特徴だったとも言われる。











