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プレミアム会員限定紙上ブログ 不動産屋の独り言 840 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ルームシェア大学生が滞納 立替分の保険料を回収した方法

住宅新報 2026年2月24日 号 6面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

管理(賃貸・分譲)
紙上ブログ 不動産屋の独り言 840 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ルームシェア大学生が滞納 立替分の保険料を回収した方法

 当社管理のマンションに4年前に女子大学生2人がルームシェアで入居した。だが、半年もせずに1人が退居してしまった。もちろん、ルームシェアの目的は家賃や光熱費などを安く上げるためだから、そうなると1人では払いきれなくなるはずなのだが、もう一方の女子大学生はその後も退居することなく住み続けていた。最初のうちは家賃も払えていたが、そのうち何度も滞納することになった。その都度請求して何カ月か掛けて追い付かせてくれたこともあったが、滞納額は最終的に120万円にもなった。連帯保証人である親も破産して保証能力もない。家主が温かく見守ってくれていたがそれも限界となった。

話し合いの場も

 当社も住宅総合保険を2度立て替え払いしていて、その額は4万円。ありがたいことに家主は、「うちは入ってこない家賃の120万円だけど、坂口さんは立て替えて払っているのですから先に取り立ててもらっていいですよ」と言ってくれ、何度も請求したが、その都度「いつまでに払います」「いつ払います」と約束しても一向に守られない。同じマンションに住む家主の部屋に来てもらい、二度も話し合いの場を持ったが、そこでの約束も反故にされ、遅すぎた感もあるが弁護士に相談することになった。書類を作成してもらい送付したがまるで効果はない。大学を出て、3つバイトを掛け持ちしていたようだが、それでも滞納は膨らむばかりだった。

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