「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第100回 賃貸経営における「割れ窓理論」
住宅新報 2026年5月19日 号 12面

先日、築古アパートのオーナーから「どうも属性の良くない入居者が入って困る」という相談を受けた。
自主管理ならよくあることであるが、管理委託をしているという。ちなみになぜ自主管理では属性の良くない入居者が入りがちかと言うと、多くの場合は複数の客付け業者に客付けを依頼しており、基本的にすべての業者が客付けのみになるため(管理をしていないため)客を付ければお金になるという状態ができてしまうことにある。
そして、それは複数の業者との「早い者勝ち」勝負になっているため、言い方は悪いが「誰でもいいから早く案内して決めればいい」ということになりがちである。これが管理をしていると問題のある入居者を入れるとクレーム対応等で自分たちの首を絞めることにもなるため、入居者選びは慎重になる。




















