居住中賃貸を大改修 建物覆う『鋼板カーテン』 カトウアーキテクトオフィス
住宅新報 2010年7月6日 号 4面
東京・中野区で、築後35年を経た賃貸集合住宅のリノベーション工事が完了した。約半数の住戸が居住中という難条件の下で、外観と空き住戸の内装を一新。今後20年間の賃貸ニーズに対応できる建築を目指した。カトウアーキテクトオフィス(東京都中野区、加藤雅康代表)が設計を手掛けた。
物件は、西武新宿線野方駅から徒歩5分の立地。建物を覆う形で、外周部に穴開きの鋼板をカーテンのように組み立て、外観のデザイン性と防犯性を向上させた。躯体から30-100センチほど離した位置に鋼板を施工することで、閉塞感が生じないよう配慮した。
一方、内装のリノベーションでは可変性を重視。簡単な間仕切りにもなる可動式クローゼットや、壁一面に造り付けの収納棚を施工するなどして、居住者が住み方を工夫できるよう設計した。SOHOとしての需要も見込んでいるという。











