鉄骨溶接技術「WAWO構法」 普及件数、着実に伸びる
住宅新報 2010年9月14日 号 14面
建築鉄骨の溶接技術「WAWO(ワオ)構法」の採用件数が着実に伸びている。02年からこれまでの採用物件数は全国116件。このほど、神戸市内の11階建て賃貸マンションの建設でも採用された。同構法を開発したアークリエイト(高知市)の内田昌克社長は、「もっと多くの建物に同技術を採用していただくため、安価に提供することが使命」と話している。
同構法は、鉄骨の柱と梁(はり)の溶接方法における新技術。01年に高知大学などとの産学共同研究で開発し、特許登録したものだ。建築鉄骨構造技術支援協会から技術評価を取得している。
特徴としては、従来工法で必要な「裏当金」「エンドタブ」といった補助材を使用しないこと。これらを使わないことで、部材のコスト削減のほか、細かな部分への溶接が不要になる。補助材を使わない代わりに、柱と梁部分の接合部の肉厚を増すことになるが、それでも溶接量は40%削減できるという。また、溶接の肉厚は強度アップの効果をもたらす。











