今年の宅建試験 特徴がないのが特徴
住宅新報 2010年10月19日 号 7面
今年度の宅建試験を総括すると、とりたてて目立った特徴のない試験と言えよう。時間を使わせ、消去法が使えない個数選択問題(問32、41)や判決文から法的論理を問う問題(問9)など、これまでの4肢択一式と異なるものもあったが、過去も出題されており、受験生も過去問などで経験済みだったと思われる。まさに、過去問から逸脱していない『特徴のないのが特徴』という問題だった。
各分野を見ると、例年難問が多い「権利関係」が、昨年より難易度が下がっている。また、「法令上の制限」も『サービス問題』と言える農地法の問22、線引きという基本中の基本の問16など確実に得点できるものがあり、土地区画整理法など例年難問があるものを差し引いても、平易だったと思われる。
宅建業法についても、予想された住宅瑕疵担保履行法も基本的な問題で、特に頭を悩ませる出題はなかった。その他分野では、例年、確実に取れる景品表示法が難問だったことが目立つくらい。











