全国の中心市街地はいま にっぽん「地価一番」物語(29)新潟市中央区東大通1丁目 日本不動産研究所
住宅新報 2010年10月26日 号 14面
◇「天地人」効果を飛ばす
新潟県は昨年、NHK大河ドラマ「天地人」で一躍注目され、観光客増加などの経済的効果はあったが、地価への影響はほとんどなかった。一方、老舗百貨店「大和」の県内主要都市全3店舗(新潟、長岡、上越)の撤退が「天地人」による盛り上がりを吹き飛ばしてしまった感がある。
新潟市は05年3月に周辺市町村を合併し、07年4月に本州日本海側初の政令指定都市に移行、人口約80万人の都市である。新潟市を代表する旧来からの中心商業地は「古町」(ふるまち)であり、その知名度は高い。県外から進出する小売業者は、選択肢として一度は現場を見に訪れるが、ここ「古町」も衰退を否定できない。かつては古町が県内最高価格地点だったが、今では新潟駅北口駅前にその座を奪われている。











