不動産業の景気指数 4カ月連続で改善 帝国データ調べ
住宅新報 2011年9月13日 号 7面
帝国データバンク(TDB)が調査した8月の景気動向調査によると、不動産業の景気動向指数(景気DI)は34.1で前月比0.2ポイント上昇。4カ月連続の改善となった。ただ、震災前の2月との比較だと1.9ポイント下回っている状況だ。
現況についてのコメントとしては、「低金利に加え、金融機関からの融資姿勢に変化はなく、資金調達環境は良好な状態が続いている」(貸事務所)、「宮城県の賃貸物件はファミリータイプが供給不足の状況」(不動産賃貸)など明るさのある声が上がる一方、「金融機関が不良債権を売却せず、物件が市場に出てこない。購入希望者はいるが物件がなく、市場に閉塞感が漂っている」(不動産仲介)、「賃貸の来店者数が戻らない」(同)といった指摘も出ている。
また、建設業も4カ月連続で改善し30.7。復興需要の増加により被災地をはじめとする東北地区の改善が顕著だったほか、全国的に省エネや耐震工事などの需要増も見られた。震災前の2月と比較しても2.6ポイント上回っている。





















