住友林業 「BF構法」受注好調 耐震性とプラン自由度両立 来年度、1500棟の販売見込む
住宅新報 2010年12月21日 号 13面
住友林業のビッグフレーム(BF)構法を使った住宅の受注が好調だ。独自の金物を使い強度を高めた構造で、一般工法と比べて壁量を減らすことができ、大空間、大開口の設計がしやすい。この構法は5年前に首都圏の3階建て専用の構法としてスタートした。徐々に商品種類や販売エリアを拡大し、営業担当者の研修も強化。それにより、今年4-11月の累計受注棟数は692棟となり、前年同期の約4倍に伸びた。来年度は年間1500棟を見込む。
BF構法は大断面集成柱「ビッグコラム」と梁で建物を支えるラーメン構造。接合部分をしっかり固定することで強い構造躯体となる。そのため一般的な軸組み工法のような補強材(筋かい・パネル)が不要で、自由度の高いプランが可能となる。更に同社では通し柱を必要としない梁勝ちのラーメン構造を採用する。上下階の柱位置が異なるプランにも対応できる。
ラーメン構造は主に鉄筋コンクリート造や鉄骨造で使われることが多い。木造の場合は力のかかる接合部の金物が木材にめり込みやすいため。同社では、その解決策としてネジ形状にした金物を開発し、木材との接触面積を増やしてめり込みを少なくした。











