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スタンダード会員限定全国の中心市街地はいま にっぽん「地価一番」物語(33)名古屋市・名駅駅前地区と栄地区 日本不動産研究所

住宅新報 2010年12月7日 号 34面

◇Sクラスビルが続々と

 名古屋は1610年、名古屋城の築城によってつくられ、今年で開府400年を迎えた。徳川は西側の守りの拠点として、江戸城よりも先に名古屋城の築城に着手。城を中心に南側に武家屋敷を、その先に町人街を配した。名古屋城下は周到に計画されたまちで、当時の碁盤目に区画割りされた街区は、今も概ね当時のまま活用されている。

 今の中心市街地は、大きく「名駅駅前地区」と「栄地区」からなる2極構造である。かつて商業地の最高価格は、百貨店や各種専門店等が集積する「栄地区」にあったが、07年以降「名駅駅前地区」に移動した。02年以降名駅駅前地区に複数の大規模複合ビルが次々と開業したことが原因の1つと考えられる。同地区では、名古屋初のSクラスオフィスビルが供給されたほか、質の高い大規模店舗・ホテルが開業、人や物の流れに変化が生じた。

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